今年も椿さんの時期がやってきました。伊予路に春を呼ぶと言われるほど、寒さのピークをあらわしています。あ、正確には「椿さんが終わると春がくるね」と言う状態を表します。

椿さんは神社の愛称で、伊豫豆比古命神社(いよずひこのみこと)のお祭りです。「津(海)の脇」「津脇」「つばき」「椿」となまって、椿神社と呼ばれるようになったとかならないとか。

古くは道後温泉で「熟田津に舟乗りせむと月待てば潮もかなひぬ今は漕ぎ出でな」と額田王が呼んだ句もあるくらい、松山は海に近いとされていました。この地域が津の脇というのも、まんざら無い話ではありません。

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参道には夜8時を過ぎても人がいっぱい。昨日は少し雨が降っていたので、まだ人出は少ない方だと思います。

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神社前の鳥居にも、ちょうちんが飾られており、煌々と光っています。奥に見えるのは門です。

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商売繁盛笹持ってこい!と、声がかかり、藁で編まれたお飾りさんや、熊手が売られています。縁起物として大きなものから売れていきます。1体10万以上するのに、すごいなー!(゚д゚)!

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押すな押すなの人です。お賽銭を投げても、人の頭に当たると言われるほど混みあいます。私は頑張って前に進んで、鐘も鳴らしました。どうにもお願いが多くて、、、「家族の健康、仕事がんばる、商売繁盛、良い出会いがありますように」、ちょっとお願い多すぎたかもしれません。※( ゚Д゚)ノ⌒⑤┃奉納┃お賽銭は50円に大奮発

椿まつりは、25日、26日、27日の3日間行われます。今日も一日雨なので、ちょっと人の足に影響が出そうですが、参拝客は45万人にも上るそうです(昨年)。小さい頃から親しんだお祭り。今年は母の手を引いて、迷わないようにと歩きました。無事にお参り出来て良かったです。

今年も皆様が健やかにお過ごしいただけますように。