亡父高岡正明氏の代より、戦時中の激戦地に鎮魂の想いと共に送り続けてきた陽光桜の苗木。2006年にダナン市に寄贈した500本からスタートし、2007年からはハノイ市へと贈り続けて、その総数も1万本を越えました。

12月11日にベトナムのイェンバイ省イエロー市に、陽光桜を植樹致しました。

今回の植樹は、日本の道徳会館の皆様にご尽力いただきました。2014年にも、ハノイに1100本の陽光を贈らせていただいた経緯があり、今回のイエロー市からハノイ市に続く道路の両脇に桜を植えて、将来の「さくらロード」を計画されています。

1000本を超える苗木をベトナムに送る作業も大変です。検疫など、細かい書類の手続きをご準備いただき、無事に届けることができました。

右手に立つ女性は、弊社で研修していたズンさん。今回は通訳として参加してくださいました。時刻に戻り立派に、日本とベトナムをつなぐ仕事を頑張ってくれていて、高岡夫妻も感激しました。日本での学びをこれからも生かしていただきたいですね。  

 

叙勲式にて

叙勲に対し、お礼のスピーチを述べる高岡。

植樹にはイエロー市の方々にも参加していただき、盛大に式典を行ってくださいました。式典では、高岡の功績が称えられ叙勲式も行われました。「亡父の平和への想い、陽光が今後も両国の交流をつなぐものになれば幸いです。」と高岡。今後も協力を誓いました。

記念植樹に臨む高岡と妻令恵(照海、ひとり置いて令恵)

ベトナム友好諸組織連合会主導会常務副会長DON TUAN PHONG 氏より、勲章が贈られました。症状には「国民間の平和と交友のため」と書かれています。