今日は、明日から雨になるというので、大忙しで種を撒く作業を行っています。

パレットに土を敷き詰めていきます。苗はこの土で育つので、しっかりと肥えた土を使います。この土は耕作放棄地で出た木々や草をもとに作られています。切り出した木々を積み重ねて、草と一緒に山にしておき何年も寝かします。木がだんだん形を無くして、さらに土の栄養となって真っ黒に肥えた土に変わるのです。

丁寧に土を敷き詰めていきます。やわらかいと苗が育った時に土から外れてしまうので、ぎゅっぎゅっと押し込むように土を重ねていきます。

※これは以前にそだてた苗ですが、植える際にはこの形になります。パレットに入れた土がスポッと抜けて土を付けた苗を農場に植えていきます。この時、土がバラバラと崩れないために、最初にパレットにしっかりと土を押し込んでおく必要があります。

土をぎゅうぎゅうに入れたパレットは表面を平らにして次の人に回します。

突起のついたローラーで、種を入れる穴をあけていきます。

土は固く締まっているので、コロコロを押すにも体重をかけていく力仕事になります。

きれいに穴が開いたパレットに、いよいよ種を落としていきます。

じゃじゃーん。種落とし機~♪パレットのサイズに小さな穴があけてあり、下の板をスライドさせることで一度に種が撒けます。穴にちゃんと種が入っているか確認して一気に種まき!

ケールの種が穴の中心に入っています。2個くらい入っているものもありますね。ひとつずつが理想ですが、2つ入ることもしばしば(写真だけでも3か所が2個入り)です。

種が入っていることを確認して、上から土をかけていきます。この時の土は、比較的柔らかく入れていきます。種の上にぎゅうぎゅうに入れてしまうと、種が息苦しくなりそうだからです。

種が入り、土で蓋をしたらパレットはハウスの中に並べられていきます。ここで、生育し元気な苗に育てます。

苗の成長風景は、定期的にお伝えします♪